【野々市】「ののいち子育てステーション」竣工式と自主防災会
- 中村せせらぎ
- 5月11日
- 読了時間: 3分
更新日:5月14日
5月11日(日)午前、自主防災会の会議に出席しました。今回は、防災用にも活用できる「スピーカー」の購入や、6月に予定されている町内運動会でのタンカの使い方を取り入れた競技のサポート、AED講習会開催などについて、具体的な協議を行いました。日頃からの備えが、いざというときの安心につながります。
その後、「ののいち子育てステーション」(野々市市本町3丁目)の竣工式に出席しました。この施設は、こども家庭センター、子育て支援センター、保育園、発達相談センターがひとつにまとまった複合施設で、子どもと子育て家庭の総合相談機能を持つ拠点として期待されています。
中でも注目したのは、併設された子育て支援センター「みって」。名前の由来についてお話を伺うと、「みって」はドイツ語だそうで、 「Mitte(ミッテ)」=中心・まんなか に由来するとのことでした。地域の子育ての“まんなか”となる場所として、親しみやすい名前に込められた想いが伝わってきます。
野々市市内には、「みって」を含めて8カ所の子育て支援センターがあります。各センターでは、子育て相談、親子遊び、講座、イベントなど多様なプログラムが実施されており、地域の子育て世帯を力強く支えています。詳しくは市の公式サイトでも紹介されています → 野々市市 子育て支援センター一覧
「遊びのひろば」としての機能も充実
「みって」では、平日8時30分〜17時15分まで「遊びのひろば」が開放されており、未就学児の親子が自由に遊べる空間となっています。市外の方も利用可能で、冷蔵庫や電子レンジを備えたランチルーム・交流スペースがあるのも嬉しいポイント。自宅以外で、親子が安心して過ごせる居場所があることは、子育ての質にもつながります。
能美市の子育てステーションでも、食事スペースが設けられていましたが、こうした細やかな配慮が、子育て世代の心強い支えになります。
一時預かり・病後児保育も
【一時預かり】は月~土曜日、朝8時~18時まで対応。保育園に通っていない市内在住の未就学児を対象に、病気・冠婚葬祭・保護者のリフレッシュなど、さまざまな事情に応じて一時的にお預かりしています。「マイ保育園」登録をすれば、半日3回まで無料で利用できるのも魅力的です。
【病後児保育】も同じく月~土曜日、朝8時~18時まで。市内在住の生後3か月〜就学前の病気回復期の子どもを対象に、専用の保育スペースで受け入れています。 施設を見学して感じたのは、「ただ預ける場所」ではなく、「つながる場所」「支え合える場所」になっているということです。こうした拠点があることで、地域全体の子育て力が高まり、親子の笑顔がもっと増えていくと感じました。
今後も、子育て家庭が安心して暮らせるまちづくりを応援しながら、市民の声を市政に届けたいです。6月2日(月)オープンです。
Comments