6月3日朝6時過ぎ、携帯電話の緊急地震速報が鳴りました。野々市で予想震度は4でした。テレビでも緊急地震速報が出て、その後数10秒後に揺れました。1回目が揺れた後、しばらくして2回目の揺れ。一度揺れるとその後余震がいつ起きるか分かりません。
後でみなさんに聞くと、不安だったと話されていました。
野々市下林町内会では、朝7時前に電子回覧板「結ネット」で、町内の方の安否確認を行いました。登録者281人のうち、無事連絡を頂いた方が「87人(30.9%)」おり、未読169人(601%)既読25人(8.8%)でした。無事のご連絡を頂くことで、それ以外の方の安否確認に傾注することができます。また、無事な方が他の方の災害の援助に行くことも可能になります。他の町内会でも初めて「結ネット」での安否確認をしたと連絡がありました。その町内会は返信率は4割。
地震は、輪島、珠洲が震度5強。能登町で震度5弱。野々市は震度2となりました。野々市に甚大な被害はありませんでした。今後1週間程度は余震が続く可能性があります。
6月1日に珠洲の倒壊家屋、仮設住宅などを視察したばかりでした。珠洲市正院・蛸島などでは、支柱で支えていても今にも倒れそうな建物が何棟もありました。全壊判定の建物が5棟倒壊したとニュース報道もありましたが、倒壊が懸念される建物はそれ以上にありました。
「令和6年能登半島地震の1月1日から何も変わっていない。」と奥能登へ復興支援に行った方が何人もおっしゃいます。復興は長い道のりですが、少しずつでも進めていく必要があります。
昨日は、全国災害ボランティア議員連盟の総会があり、能登半島地震後、重機で門前などで仮設風呂を設置・運営している飛騨高山災害ボランティアセンター代表で岐阜県議会議員の川上哲也さんのお話がありました。仮設風呂設置だけでない支援もたくさん行っています。全国災害ボランティア議員連盟会長の谷公一衆議院議員も能登へ応援に入っています。
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