県災害ボランティアバスで、朝6時過ぎに金沢駅を出発し穴水町に向かうために、のと里山海道を内灘から横田インターまで通過しました。先月の七尾市へのボランティアバスでは、のと里山海道では千里浜インターで下車して下道を通るルートでしたが、穴水町に行く際には、横田インターまで通りました。途中で道路の落盤があって片側1車線のみの通行であったり、道路の段差が激しかったりと、バスでの振動もかなりありました。がれきが積まれた道路を見るとここまでの作業にも大変な時間がかかったと感じます。
ボランティアセンターでは福岡県・広岡町と久留米市の社会福祉協議会の職員の方がボランティアの指示監督をしておられました。九州から新幹線・電車を乗り継いて穴水町に来られたそうです。住民からの依頼により、民家の崩れた土塀を土嚢袋に入れて撤去作業。その後、給湯器の撤去作業では、乗せるまでに配線を切ったり水を抜いたりして6人がかりで軽トラックに乗せましたが、それでも重かったです。軽トラックで穴水港のあすなろ広場に設置された災害ごみの仮置き場へは何度も往復しました。ここは、毎年牡蠣まつりの会場となっていた場所、変わってしまった風景に複雑な思いです。 夕方、金沢駅に到着すると、隣の席のボランティアの方が「金沢に来ると平穏に見えて、能登の震災が信じられなくなります」と、震災を忘れないようにしなければと感じていたのが印象的でした。
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