6月13日県議会の予算委員会の質疑に5人の県議が質問に立ちました。以下は質問とその回答。一問一答でテンポ良く進行していたという印象です。
1.域避難者への支援について
避難所などには合計1415人が避難(6月11日現在)
なかなか地元に帰れない方に対して避難所で個別相談会を開催。仮設住宅の抽選に外れた方のケアや、仮設住宅住居後の生活例えば、仮設住宅での交通機関を用意する
2.のと里山海道の復旧について
破損した道路は、切土でなく盛り土が多かったが、前回平成19年での大規模盛り土の道路の被災があったが、補強には専門家のアドバイスなどで排水などに配慮したので今回は修復地点の路面の被害は少なかった。
3.農林水産業への復旧
4月時点での被害7000か所。
被害の大きい4市町での耕作面積は、前年比で米6割、野菜で5割。漁業は8割程度と見込んでいる。
4.県立学校の施設復旧について
奥能登だけでなく56校のうち55校で被害があった。特に、飯田高校・輪島高校は被害が甚大。田鶴浜高校・羽咋高校は、トイレ使用ができなかった。今年4月には、各学校で教育活動を復旧。基礎が大丈夫な建物以外で、グラウンドが使えない箇所など、学びの環境を取り戻す。北陵高校の地盤の崩落も大きい。北陵高校では、フェンスをたてる安全対策を行い、段階的に復旧。地盤改良工事も行う予定
県議会は、質疑の持ち時間は1人60分。質問が終らず最後の質問を飛ばすという場面もあり、重要な質問を早めにするというのは大事だと思いました。概ね議員ひとりあたり10問程です。
知事・副知事・教育長・総務部長ら各部長は、防災服での参加でした。
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