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執筆者の写真中村せせらぎ

【石川県】2050年に「消滅の可能性がある自治体」県内9つ

 民間組織「人口戦略会議」が将来的に「消滅の可能性がある」と考えた744の自治体を公表しました。石川県では9つ七尾市・輪島市・珠洲市・加賀市・羽咋市・志賀町・宝達志水町・穴水町・能登町。奥能登の自治体が多く、令和6年能登半島地震からの復興が人口減少を止める鍵になると思います。自治体数に占める消滅可能性の割合は、都道府県別にみると石川県は47%。この根拠は、2020年から2050年の30年間で子どもを産む20代~30代女性が半数以下になることです。

 北陸の自治体4割が「消滅可能性」 人口戦略会議 - 日本経済新聞 (nikkei.com)  これは、自治体の問題ではなく、日本での最大の問題だと認識しています。総じて考えれば、出産だけでなく、ひとりひとりの暮らしやすさを追求していく必要があると思います。

 午前は、教育福祉常任委員会での視察先の候補地を検討しました。

学びの多様化学校(まなびのたようかがっこう)を見学したいと考えています。

学びの多様化学校は、不登校児童生徒等の実態に配慮した特別の教育課程で教育を行う学校です。不登校児への学習機会の確保を目的としています。

文部科学省は、将来的に全国で300校設置する計画です。  学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)の設置者一覧 :文部科学省 (mext.go.jp) 令和4年度は、全国で不登校児童生徒は、小学校で10万人・中学校は19万人。

野々市市では小学校で79人、中学校で89人です。野々市市教育センターで今年度から相談員を増員し施設自体の改築にも入りますが、まだ出来ることがあるはずだと考えます。

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