県立美術館と県立歴史博物館を見学しました。県立美術館は八王子にある東京富士美術館所蔵の絵画が勢ぞろい。ルノワールの「赤い服の女」が展覧会の表紙になっていましたが、モネの「睡蓮」、吉田博の「瀬戸内海集」帆船を朝・夕・夜・午前・午後に描いた作品で故ダイアナ元英国皇太子妃が、ロンドンにあるケンジントン宮殿の執務室に飾っていたという味わい深い作品も鑑賞できました。
県立歴史博物館の「いしかわの霊場」展。霊場とは多くの信者の参詣を許す開かれた聖地の事です。石川県では白山、石動山(せきどうざん)はじめ、多くの霊場があり一部が寺院や神社として現存しています。そのお寺などにある観音様や地蔵菩薩が一堂に展示され、圧巻です。平安時代から信仰の対象とされてきた明泉寺の「木造千手観音立像」は、正面・左右から眺めると時代と信仰の深さを感じます。京都の東寺の仏像も好きですが、県内で歴史ある仏像を拝めて感動です。
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