12月議会が昨日終了。消防と救急を白山市・野々市市・川北町で運営している「白山野々市広域消防本部」(2010年竣工)で消防指令システムなどを視察しました。3市町からの119番通報は、すべてこの消防本部通信指令室につながり、「119番通報」を受け付けた瞬間に、通報者の住所情報や付近の地図が指令台の画面に表示され、出動する車両にも情報が共有され出動指令により災害現場に向かいます。松任消防署・千代野分署・川北分署・野々市消防署・鶴来消防署・美川消防署・白山消防署・白峰分署の8つに分かれていて、通報は去年は7000件、今年は8000件を超えています。署員は221人、朝8時30分から翌日8時30分まで勤務する2交代制。女性署員は松任消防署に3人、美川消防署に1人いますが、目標は職員の5%だそうです。
併設された防災学習センターでは、①初期消火体験②煙避難体験③地震避難体験などをさせてもらいました。体験施設が無い金沢市や富陽小学校(3年生)などから見学があり、土日も見学可能なので来年は防災士や町内会のメンバーで行きたいと思いました。
その後、2000年竣工の野々市消防署も視察させて頂きました。老朽化により補修箇所も増える中、隊員の仮眠室を個室とする消防署が増える中仮眠室が大部屋であるなど23年前とは違うニーズも生まれています。救助活動で隊員が背負う酸素ボンベは重かったです。
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