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執筆者の写真中村せせらぎ

【大津市】自治対予算を考える②

更新日:8月10日

 自治体予算について学ぶ研修(JIAM(全国市町村国際文化研修所)2日目。

講義は、武庫川女子大学の金崎健太郎教授。決算についての話から始まりました。9月に各議会では、決算委員会を予定しており、そのために各議員は今回の研修に来ているともいえます。

 【講義2】財政の現状把握~地方公会計の活用~

①    実質赤字比率 ② 連結実質赤字比率 ③ 実質公債費比率 ④ 将来負担比率

そのうち、実質公債比率は、野々市7%(自治体平均5.5%)

将来負担比率は、野々市は算定されない(平均8.8%)

・ラスパイレス指数(行政の賃金の比較に際して、国家公務員と地方公務員(地方公共団体の公務員)の基本給与額を比較する指数として用いられることが多い。)は98.6%(令和4年度)、99.0%(令和3年度)

・経常収支比率 経常的経費(職員人件費・生活保護費・公債費)

 年々増える傾向にあり持続して固定的に支出される

 将来に向けた財政運用を議員は考えるべき

 正解がでるわけではないが、議会が議論をすべきである。

 最近は個々の事業を明確にして議会が不認定にする場合がある。

・地方公会計は、民間に類似した仕組みで行っている

 東京都石原都知事は、東京都方式始めた。各自治体は、固定資産台帳をかなりのお金をかけて改修した。

 一度では整理しきれない位のたくさんの知識を教えてくださいました。参加議員は、1期目、2期目の方が今回多かったと説明がありました。  講義の途中で、金崎教授が何度かおっしゃた言葉。

「木を見て森を見ずではなく、木も森も両方見ていかねばならない。」

今は、予算をどう理解し分析するかに傾注していますが、見終わった後、全体と将来像を見る必要があります。

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