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執筆者の写真中村せせらぎ

【大津市】自治体予算を考える①

更新日:8月10日

 今年度3回目のJIAM(全国市町村国際文化研修所)での議員研修。1泊2日のテーマは、「自治体予算を考える」講師は、武庫川女子大学経営学部 金崎健太郎教授。

【講義1】「自治体予算の原則」

予算がすべての自治体、決算がすべての民間との違いを指摘。

自治体予算は、

①    自治体の行政がどのように行われるかを具体的に表現した一覧表

②    住民を代表して議会が首長をコントロールする手段

③    予算を通じて首長が行政執行をコントロール

④    住民に情報提供、納めた税金がどのように使われ、効果が住民に還元されるかと判断する。

予算のルール:

1.会計年度独立・・・各会計年度の歳出は、その年度の歳入を充てる。過年度収入は翌年へ。歳計余剰金の繰り越しは、半分は財政調整基金へ。

2.総計予算主義・・・収入予算のすべてを歳入予算に、支出のすべてを歳出予算に計上。

3.予算単一主義・・・予算はシンプルに(単一予算書、年1回の編成)

4.予算統一・・・予算は統一的に作って執行(形式面、手続き面で一貫した秩序)

5.事前予算決議・・・予算は会計年度が始まる前に議会で可決する

6.予算公開の原則・・・予算は住民にオープンに

 研修の参加者は122名で今回も定員を超える人気で抽選から漏れたと鹿児島の市議から聞きました。部屋を変えてのグループ討議は、各班5~6人程度で23チームあり、茨城県利根市(人口1万6000人)京都府宮津市(人口1万6000人)、岡山県岡山市(人口70万人)香川県丸亀市(人口11万人)の町議市議らと、政務活動費・会派・相談したいことなどをグループ討議する時間がありました。



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