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執筆者の写真中村せせらぎ

【大津市】研修2日目:条例を1日で作る

更新日:2023年8月10日

 大津市内での議員研修所は、5階建ての広大な広さを誇る建物です。各部屋は個室の宿泊室を完備しており、女性が宿泊する2階だけでも90室以上あり、歩いても歩いてもなかなか自分の258室にたどり着けませんでした。1階にある食堂は、朝7時30分からの朝食開始ですが、プリペイドカードで食券を買うシステムです。

 朝9時からの演習では、1人1台のパソコンが貸与され、1班5人位に分かれて条例を作る課題がありました。持参したPCと議会貸与のiPadも持って行ったところ、他県の議員の議会iPadと比べたところ、サイズが同じか一回り小さいiPadでした。

 私がいた2班は、メンバー議員の山口県田布施町の「地域支えあい条例」を作ることにしました。条例を作る「背景」「必要性」「具体的な施策」「条例としての特徴・工夫」「法律との整合性」などを決めて、最後に条例作ります。条例よりも「なぜ作るのか」という根本的な問題点の洗い出しに、聞き取り調査を含めて午前から午後3時過ぎまでかけました。条例は、その思いを入れながら作り、6時過ぎまでかかりました。

 その後は、早々に条例を完成させた11班の食事会に入れて頂き、栃木県小山市、兵庫県小野市、福岡県・春日市、鹿児島県霧島市の議員から各議会の様子などを伺えました。地域・党派(自民党・公明党・れいわ新選組、本当の無所属)は違いますが、議会の話は尽きませんでした。

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