加賀市へ行く機会があり、町内の告知板に「加賀市議会 5月のお知らせ」が、張り出されていることに気が付きました。
それを読むと、加賀市議会は、本会議だけでなく、「総務経済委員会」「新幹線関連整備・開業効果特別委員会」「デジタル田園健康特区特別委員会」「議会活性化特別委員会」
など各種会議が YouTubeで見ることができるのです。
令和6年4月11日の「総務経済委員会」は、こちらの動画で見ることができます ⇒https://www.youtube.com/watch?v=oBk1lPcPhFM 加賀市議会では、毎月の会議での審議を市議会のYouTubeで発言、会議で協議・報告された事項に関する資料も掲載しています。議員がどのような発言・協議をしたかをすべてYouTubeで、市民が見る事ができます。
早稲田大学マニフェスト研究所が実施した「議会改革度調査2023」で、加賀市議会は、全国5位でした(前年は全国4位)
調査は、能登半島地震で被害を受けた4自治体を除く都道府県議会と市区町村議会計1784カ所を対象に実施して、87.6%に当たる1562議会から回答を得て、情報共有、住民参画、機能強化の改革度を数値化して順位が決まります。
加賀市議会は、2023年度、市政への関心を高めるために、
・中学生の議会や子ども議会を開催。
・議員が進行役となって市民とグループトーク形式で意見交換する「議会おでかけトーク」を開催。
・持続可能な地域社会の実現に向けて「加賀市デジタル技術の活用による持続可能なまちづくり条例」の制定を行いました。https://www.city.kaga.ishikawa.jp/material/files/group/19/r509kagasidejitarugijyutujizokukanoumatidukuri.pdf
条例には「加賀市は、美しく豊かな自然と積み重ねられた歴史の下で先人たちによって育まれ た伝統文化、産業、そして温かいおもてなしの心を有し、今へと引き継いでいる」
と記載があり、AI、ロボット、インターネット等のデジタル技術の進展で、地域が抱える問題を解決していくとしています。
議会のYouTube配信を 文書で掲示するなど小さな積み重ねを続けている真摯な加賀市議会の姿を感じました。
お手本となる市議会が、石川県内の加賀市議会にあります。上位300位にランクインした石川県内の他の議会はありませんでした。
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