10月3日、富陽小学校の運動会後、開園から2年あまりで入場者20万人を突破した大人気のかほく市「あそびの森かほっくる」を視察しました。旧体育館を改修して作られた施設です。
参考としたい点がたくさんあり、
1)市役所内で施設に携わる各課、都市建設課(ハード面)、子育て家庭課(ソフト面)、企画振興課(PFI導入の検討)、生涯学習課(スポーツ施設)による検討会を開き、各課職員の意見や提案が生かされている。男性がおむつ替えをしやすい部屋は検討会で出たアイディアで作られました。
2)施設建設中の令和2年4月に指定管理者を公募し、施設の運営者の希望・提案などを取り入れて建設したこと。提案で旧体育館施設の正面玄関前に、玄関、事務所、光のテラスなどを追加で発注し、リニューアル感を前面に打ち出したことで施設のイメージアップにもつながり、入場者数増加にも貢献しています。
3)子どもたちの関心を集める工夫として、遊具選定はプロポーザル方式(5社)で行われ、子ども園関係者などを含めて選定にあたった。命名も市内小学生児童からの公募で行った。
4)お子さんに加え、保護者がやすらぐ空間をコンセプトに保護者のニーズを取り込んだ「光のテラス」「図書コーナー」「授乳室」
5)建設後は、指定管理者らが「運動教室」「工作教室」「夏休み宿泊体験」「読み聞かせ」親子参加型事業などで、保護者らの集いやすい環境・企画を継続して提供している。
建設後のソフト面を常に充実・進化させている職員の方のご努力もすばらしいです。
視察ありがとうございました。
かほっくるHP https://k-kuru.com/
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